再生可能エネルギーのひとつに温度差エネルギーがあります。外気に比べて夏は冷たく、 冬は暖かい河川水や海水のもつ特徴を活用することで、省エネルギー、省資源、省CO2を図ることが可能です。 また、熱を直接、大気中に放熱しないため、ヒートアイランド抑制の効果もあります。
伊豆・三津シーパラダイス※(静岡県沼津市)では、平成25年度再生可能エネルギー熱利用
高度複合システム案件形成調査事業により、海水熱利用ヒートポンプによる施設内の空調
および飼育水槽の温度調整について、フィジビリティスタディを行いました。
※伊豆・三津シーパラダイスの設計は清家清氏
伊豆・三津シーパラダイス
海水からエネルギーを得ていることについて、モニターなどを用いて、来館者に気づいてもらう「見える化」の取り組みも検討中です。