経済的理由だけでなく、環境・資源の問題からも以前のようなスクラップ&ビルドを続けていくことは困難です。 また、少子高齢化も今後ますます顕著になっていくため、建物の用途も竣工時から、変えていく必要に迫られるものも少なくありません。 改修を行うことで、建物の機能を向上させながら長寿命化を図ることはストック型社会にとって重要なテクニックです。
東畑建築事務所は歴史的建造物をはじめ、庁舎や学校校舎のエコ改修など、多くの建物の長寿命化に貢献してきました。 竣工当時の機能を取り戻すだけでなく、時代のニーズにマッチした改修を行うことで、より長く建物をお使いいただくことが可能となり、 それが、資源や環境面、経済性にも寄与するものと考えます。
同志社大学 ハリス理化学館
京都大学(東小倉)総合研究棟(旧東アジア人文情報学研究センター)
横浜市庁舎
京都大学(東小倉)総合研究棟(旧東アジア人文情報学研究センター)
横浜市庁舎
学校エコ改修では、ワークショップを通して、ユーザーである子どもたちや教職員、地域の人たちに意見を出し合ってもらいながら、いっしょに校舎や外構をつくり上げてきました。 自分たちの意見が反映された建物ができることで、より愛着をもって長く賢く大切にお使いいただいています。