
依然としてアメニティーが低く、ローコスト建築である学校も「開かれた学校」をキーワードに小学校のオープンスクール、中学校での教科教室型学習プログラムの採用により学校施設も大きく変化しました。「地域社会に開く」ことも、コミュニティースクールの概念により地域と学校がともに子どもを育て、ともに見守るシステムも確立し始めています。
中学校では校区自由化も提言され、「子どもたちのよりよい育みの環境を創造することで豊かな地域社会の実現をめざす」ことが重要な課題であります。「サステナブルなまち育て」の究極は、その校区の子どもを増やし続けることであると叫ばれています。
未来の学校づくりを「子どもたちの視点でつくる」謙虚な姿勢で創り続けることが求められる「時代でもあり社会環境」でもあります。